中学3年生の方々は、
私立高校入試が終わり、今週は合格発表待ち。
私立専願で受験終了となる方も。
(絶対に公立受験組に迷惑をかけないようにしよう)
公立高校入試まであとちょうど30日となりました。
この時期だからこそ、次の数字。
大学進学36%→58%
短大・専門学校29%→25%
就職・その他35%→17%
これは保護者さま方が高校生あたりだったであろう約30年前と最近を比較した割合です。
最近は高校卒業生の約83%が就職ではなく、大学・短大・専門学校へ進学する時代ということです。
(約6人に1人あたりしか就職していないのです。30年前は約3人に1人だった!)
保護者世代の方々は、この約30年前の割合が感覚として残っているのか…
高校進学後はあまり塾通いの必要性を感じない方が多いように見受けられます。
約30年前は塾に通っている高校生も、偏差値が高くて上位大学を目指しているかお金持ちぐらいかな?と少数派だった印象ですが、
今は偏差値50前後の方も塾通いが多い時代です。
高校部の授業料もそれほど高額ではない塾も多く、むしろ高校生の塾通いが当たり前の時代となってきたと言っても過言ではないかと。
私は高校進学後の塾通いを増やしたいがために言うわけではありませんが、
(当塾は中3からの継続生のみ高校生コース受け入れをしておりますのであしからず…)
高校進学後のほうが高校入試よりも大切だといつも言っております。
そちらのほうが、就職時や社会に出た時の評価がより直結しやすいからです。
だから…
高校進学後も勉強です。
進路が決まったら、すぐ次の勉強を始めましょう。
高校が決まったからと遊んでばかりいるような方は、すでに3年後の勝負は見えています。
中学生では部活引退後の中3夏あたりから頑張って追いついたという方もいたかもしれません。
大学入試はそんなわけには簡単にいきません。
就職希望だからという方も、色々な資格を取ったり、高校ごとの就職枠を勝ち取るために、やはり勉強は必要です。
偏差値の高い大学などに進学することが全てとは言いませんが、
勉強することを通して、要領のいい大人に育ったり、辛いことも我慢するということを学んだり…
そういったことができる人物である1つの目安として、出身校というものも世間的には見られているものです。
話が少しそれましたが、
つまり高校入試はあくまでも通過点の1つに過ぎないと言うことです。
そのことを本人だけでなく、保護者の皆さんも認識しておいてください。
高校生になって、塾に通う通わないにしても、一生懸命勉強して、決して後悔しないように今回の記事は頭に残しておいていただけたらなと。
時代は大きく変わってます!