当塾では夏期講習が終了しました。
この夏期講習期間で
「成績上位と成績中下位との決定的な違い」
をあらためて強く感じました。
その違いは
「問題を間違えた後の行動」
です。
〈成績上位〉
なぜ間違えたか?なぜその答えになるのか?
解説をよく読んだり、調べたりして徹底的に理解しようとしている
〈成績中位〉
解説を読んでも理解しておらず、すぐに自分にはムリと判断してあきらめる
調べればすぐわかるようなことでもすぐに人に聞こうとする
〈成績下位〉
そもそも解説を読まない
考えたり調べたりしようともせず、ぼーっと誰かが教えてくれるのをひたすら待っている
問題を間違えた時の1つ1つの積み重ねが、今の学力差になって現れている気がします。
「わからないことはすぐ聞けばよい」
という言葉をよく聞きますが、
「まずは自分で考えたり、調べたりすること」
が前提条件であることを飛ばしてはいけません。
そうでなければ、勉強のみならず、いつまで経っても自分1人では何もできない大人となってしまいかねませんので。
ちなみに、先日、甲子園で優勝した慶應義塾高校野球部の監督さんも同じような方針でしたよねd(^_^o)
エンジョイベースボールの名のもと、主体性を育むといった指導方針だったかと思います。
(詳しくは「慶應義塾高校野球部 部訓」などで検索を)
何事も誰かにやらされるのではなく、自分で考えて行動するから
楽しくなってくるものであり、本当に役立つ力が身につけられるのだと思います。
塾でも上手な先生ほど、わからないフリなどをして、すぐに教えるようなことはせず、自分で考えさせるように誘導します。
私もまだまだ未熟で、教えすぎることがよくあるなぁと、いつも反省しているんですけどね…σ(^_^;)
そんなものは教える側のただの自己満足な、知識のひけらかしに過ぎないのかもしれません。
夏休みもまもなく終わります。
今年はまだまだ暑い日が続くようですが、体調管理に気をつけながら2学期も頑張っていきましょう( ^ω^ )