夏休み明け実力テストの採点結果が、皆さんの手元に届いている頃ですね。
いかがだったでしょうか?
平均点がまだハッキリしていませんので、伸びたか伸びなかったかはまだよくわかりませんが、
周りの友達と比べ合っている方は、何となくどうだったかはわかっていることでしょう。
実力テストの結果は、もちろん良いに越したことはないでしょうが、
それよりも
テストの見直しをしつつ、
「今の自分に足りなかったものは何か?」
ということもしっかり把握しておいてください。
例えば、
〈英語〉であれば、単語?文法?長文ができていない理由?
など、どんなところで失点しているかを把握しましょう。
その上で、「これから何をしていけばいいのか?」を学校や塾の先生に聞いたり、ネットで調べることです。
改善策がわかったら、その日からすぐに実践していきましょう。
と言っても、1年生ならまだしも、2・3年生の場合は、積もり積もってきたものが今の結果に至っている可能性があります。
そこそこ基礎ができている成績上位層であれば、色々な問題に数多くチャレンジするだけでも点は伸びていくでしょう。
それ以外の方は、まず基礎をしっかり固めることからです。
こう言うと、
成績下位層の方は素直に基礎に取り組むのですが、
成績中位層の方は基礎は大丈夫とおろそかにし、応用問題ばかりをやりたがろうとします。
本当に基礎が大丈夫なら良いのですが、
経験上、ほとんどの方が基礎がフラフラしています。
こういった方はいつまで経っても伸びません。
基礎的なことさえしっかりしてくれていれば、あとは応用も含めて問題数をこなすことで点は飛躍的に伸びていきます。
この順番を間違えると、応用問題に取り組んで、解説を読んでも「全然理解できない…」となり非効率的となります。
成績上位層の方であっても、応用問題などがいきなり初見で解けているわけではありません。
基礎がしっかりできている状態で、応用を解き、解説をきちんと理解していけているからこそどんどん伸びていくのです。
基礎がフラフラしていると、解説を読んでも、よくて理解不十分な状態に。
その後に類似問題がテストに出ても、結局解けないということにつながります。
基礎を繰り返し学習するのはつまらないことかもしれません。
ただし基礎がしっかりしてくれば、テストの点数は急激に伸びていきます。
ということで、まずは実力テストの見直しを。
それが終われば、残り1ヶ月をきっている中間テストに備えましょう。
定期テストの勉強期間は、新しく学習した単元を、時間をかけてしっかり学べる良い機会となります。
テストって大変と感じるかもしれませんが、
むしろテストの日が待ち遠しいと思えるぐらいに、毎日しっかり勉強して準備万端にしておけばよいだけです。
テストはお祭りのようなものですよ( ^ω^ )