さて、お待たせいたしました(^-^)/
なかなかご家庭や他塾ではマネできないと言ってしまった、当塾ならではのスーパーマル秘テクニックのひとつをお話ししたいと思います‼
Q.まず初めになぜマネできないか?
・ご家庭…各種問題で多くのお子様が間違えやすいポイントを把握することが困難だから
・他塾…塾の評判を気にしすぎると難しいから、かなりのテクニックを必要とするから
では今回は特別にお話しさせていただきます…。
「わざと間違った答えを考えさせる」のです。
は…?とほとんどの方が思われたのではないでしょうか(^ー^)
語弊のない言い方をしますと、
「意図して色々な角度から考えさせる」です。
まだ何を言っているかよくわかりませんね(^-^;
では、最近の実例をあげて説明します。
問題“あなたは彼の部屋を掃除しようと思いますか?を英文にしなさい。”
この問題がわかりませんと言った場合に、まず生徒と同じように問題を解こうとします。
そして生徒に「思うって英単語を使えばいいよ」と教え「think」を使って一生懸命に英文を考えてもらいます。
実は間違っていることを考えさせています。
なぜなら、思うと書いてあるので、多くの子どもたちが「think」と勘違いする表現ということを私は知っているからです。
この場合、正しくは「Will you~?」を使います。
(注)実際の英会話ではまた違った表現があります。この表現はあくまでも中学校で習う英語ということで認識願います。
このあたりが英会話と学校で習う英語との温度差なのかもしれませんが…。
なんとか頑張って「think」の英文を作ったところで、白々しく私が解答を確認し、「ありゃ!間違った。それwillを使う文やったわ!?」と伝え、次は「Will you~?」を使って英文を作るよう指示します。
そして答え合わせをし、「I think that~」と「Will you~?」の文法の使い方を正しく説明します。
すると、不思議なことにこの生徒はすぐに2つの文法をしっかりと理解できたのです。
この生徒はもともと理解度の早い生徒だと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この2つの文法はつい先日、この生徒に教えたばかりでしたが、その時はほとんど理解しておりませんでした。
その証拠に今回私に質問してきたのです。
実は毎回、生徒たちが帰ってからその日の気にかかったことを全員分チェックしているため、質問が来るだろうと予測し、意図して、この生徒には上のような問題を解かせたのです。
あえて塾の先生が間違えることで、この生徒に2つの文法の印象を強くさせることができたのです。
私は「先生わからないの?」と思われても全然気にしません。それよりもこの生徒がわかることのほうが何倍も大切なことだからです。
ただ、本当にバカだと思われると、それはそれで信頼がなくなってしまいますので、普段は正しくきっちりと教えます。
ですので、この方法はあまり多用できません。
頻度はやはり経験などが必要になりますし、講師のキャラも重要です。
また間違えて覚えないように、再確認や注意も必要です。
今回お話ししたのは、当塾のマル秘テクニックのひとつに過ぎません。
子どもたちにインパクトを与え、少しでも記憶に残せるようにしていくこと、効率を良くしてあげることが指導する者の大切な役割のひとつと考えております(^-^ゞ
これからも、いろいろなテクニックを用いて、生徒たちの学力を伸ばすつもりです。
そのために日々の学習状況は生徒全員分をしっかりと私が見守っておりますので、安心してお子様をお任せください。
今回、このテクニックを特別にお話ししたのは、少しでも保護者様や他塾の講師の方々の参考になればと考えたからです。
本音を言うと、1人でも多くの子どもたちのために!と利益ばかりを追求していない塾ということを本気で思っている塾であることも知っていただけたらという自己満足もあります(>_<)
それでも、そんなこと本気で思っている塾なんてあるわけないとまだ思われる方はたくさんいるのが当たり前だと思います。
これから少しずつ、本気で思ってるんだということを行動で示していけたらと考えております。
今回は以上です。