夏期講習も早いもので、約3週間が経過しました。
今年度は密にならないようにと、例年よりも教室内の人数制限に配慮しながらの指導を行っております。
通常の夏期講習の忙しさに加え、毎日、ウイルス除去のための清掃で、深夜遅くまでかかっております(^o^)
正直、初めは面倒な作業が増えたなぁと思っていたのですが、毎日続けると本当に習慣になるものです!
今ではやらないと何か引っ掛かって、やらなければ気が済まなくなってしまいました(^o^;)
ところで、最近、中3生の生徒たちから気になる話を耳にしました。
「学校の先生との面談で、受験に失敗してほしくないから志望校を下げなさいと言われました」
とのことです。
私はそれを聞いて思ったことは、
え…?
まだこの時期なのに?
です(-_-)
あくまでも私個人の考えですが、
受験直前ならいざ知らず、この時期にモチベーションが大きく下がるような発言は子どもたちにとってマイナス効果でしかないのではと。
この時期の進路指導は
よほどかけ離れた志望校だったとしても、
「その志望校に合格するためには、いついつまでに○点を取れるようにしよう!そのためにはこういった勉強をしたら良いですよ。」
といったアドバイスをしてあげるべきと考えます。
当塾では、少なくともこの時期に志望校を下げるようなお話は絶対にしません。
(むしろ上げるようにと)
「受験に失敗してほしくないから」という話も、それは指導側の勝手な思い込みです。
何をもって「失敗」なのか?
それは個人個人によって違うはずです。
・志望校に合格できないことが失敗
・志望校に挑戦しないことが失敗
個人的には後者のほうがずっと後悔が残ると考えます。
少なくとも、この時期はまだまだ挑戦すべき時期です。
大人の役割というのは、子どもたちを将来後悔させないように「やれるだけの事をやらせてあげる」ことではないでしょうか?
受験直前であれば学力の伸びも限界が見えてくるので、超現実的な志望校をアドバイスするのも理解できます。
しかしながら、この時期に志望校を下げ、モチベーションまで下げさせるような真似は、さらなる志望校ダウンに繋がりかねません。
勿論、モチベーションを下げる意図で話していないことはわかっているのですが、学校の先生の発言というのは、子どもたちにとって思っている以上に重いものです。
言葉ひとつでその子の人生が大きく変わることを意識して、選択肢を与えてあげるようにするべきと私は考えます。
すべての先生がこのような決めつけた言い方をするような進路指導をしているとは思いませんが…(^o^;)
ただし、子どもたち本人も、誰にどんなことを言われようとも「最後に判断するのは自分自身」ということは忘れないでくださいね( ̄^ ̄)
夏休みも残り2週間!
当塾でも夏期講習ではかなりの量の問題数を解いてもらっています。
それこそ、「これだけやって、もしも点が伸びなかったら後悔しないような量」です(^-^)
来週からは復習パートをメインに、実戦力を養うような形式に移行していきます。
学習面のみならず、後悔しないような夏休みとしてあげられるように心がけながら、当塾も取り組んでいきたいと思います(^o^)/