生徒「先生…。」
と突然、中学生の塾生が切り出しました。
私「どうした?」と尋ねると、
生徒「正直言って、私、勉強が大っ嫌いだったんで、ひとつもやる気なかったんです。」
私「最初来たとき、そんな感じやったね。でも最近、すごく頑張ってると思うよ。」
生徒「こんなこと言うのもなんですけど、この塾に通いだしてから、先生にすぐあきらめるなとか、ただやるんじゃなくて、理解したり覚えたりしようとしないんなら時間の無駄とかいろいろ言われて、そのとおりやってきたら、なんか勉強がわかるようになってきて、今は勉強するのが楽しくなってきました。」
私「そぉか。良かったなぁ。最初の頃はただ時間が来れば帰ろうみたいな感じやったけど、最近は時間が過ぎてもここまで勉強してから帰ろうになってきたもんな。きちんと勉強さえしてくれれば、勉強の仕方が間違っていることとかはちゃんと見てるんで安心して勉強すればいいから、これからも頑張っていこうな。」
ちなみにこの生徒ですが、入塾当初は学年平均より150点近く下回っていたのですが、現在は学年平均より50点下まで成績が伸びてきました。特に塾で習っている英語・数学についてはそれぞれ30点近く点は伸びております。
この生徒だけに限らず、私は塾生全員の性格・苦手・伸び悩みの原因・学習の理解度などはすべて頭に入っているつもりです。
その生徒が成績を伸ばすためには、まず何が必要なのか見極めるということから始めないといけないと考えるからです。
話は戻りますが、子供たちが今回の会話のようにうれしそうに話してくれると、本当に塾をやってて良かったなぁと思います(^ー^)
最近、これに近い会話をいろいろな生徒たちからいただいており、私はとても幸せ者です(*^^*)